デイサービスの仕事
「介護の仕事に就職したいんだけど、どんな仕事内容なのか、いまいちわからない」
「未経験でも丁寧に教えて貰えるかな?」
疑問ですが、現場に入ると先輩職員は時間ごとの流れは教えてくれますが、その中の詳しい事まで教えて貰えるとは限りません。
利用者様がどこまで動く事が出来るか、よくわからない状態で、
「資格持ちなら、介護の学校出てるから、わかるよね」で「はい、介助やって。」
資格がなくても、少し教えられただけで介助に入れられてしまうかもしれません。
なので、このブログを読んで参考になればと思います。
目次
デイサービスで必要な資格
送迎があるので、運転免許証が必要です。
無資格・無経験でも「介護の仕事がやりたい」って気持ちがあれば働けます。
働けきながら、介護職員初任者研修などの資格をとり、徐々にステップアップが目指せます。
介護資格の代表的なものは、以下の3つです。
①介護職員初任者研修
取得しやすい介護の民間資格です。
基礎知識・倫理・実務を学び、最後の試験に合格して取得できます。
②実務者研修
介護職員初任者研修よりも、もっと詳しく幅広く知識や技能を身につけられる民間資格です。基本的な介護提供能力の修得に加え、医療的ケアに関する知識や技能の習得が大きな目的です。
介護の資格のなかで、唯一の国家資格です。
介護福祉士の資格を取得するには、4つのルートがあります。
デイサービスの1日
(※施設によりスケジュールが多少の違い・ズレがあります。)
8:00 〜
出勤・お風呂の準備
シャワーチェアーやタオル、石鹸などを用意しておき、お風呂が始められるようセッティングすることです。
8:20〜
ミーティング・今日の連絡事項
8:30〜
送迎へ出発
迎えは一人行ったり、ハイエースで職員2名体制で行ったりします。
時間指定の方もいるので、出る前に確認が必要です。
利用帳(施設により呼び名が違います。)というファイルがあり、中に昼食後の薬が入っていたり、家族からの連絡事項が書かれていたりするので、迎える時は必ず確認したい大事な物です。
※私も新人時代、何度か忘れて取りに行ったり、上司に取って来て貰っていました。
9:00〜
室内へ誘導・利用帳の受け取り・お茶汲み・血圧・体温測定(バイタル測定)
お茶を飲んで貰いながら、血圧を測り問題ない方から順番でお風呂へ案内します。
お風呂は、全身を自分自身で洗える方や職員が全部を手伝い洗わせて貰うので、お風呂を担当する職員と洋服の脱衣や着衣を手伝う職員とでわかれます。
※お風呂で注意する4つの事
①お風呂場はタイルが濡れて、利用者様が転ぶ危険が高いので注意しましょう。
②お湯の温度確認は健康な側の足から徐々に胸に向かって確認していきます。
③利用者の皮膚は弱いため、シャワーの水圧だけでも内出血になったりするので、
シャワーを当てる時は気をつけましょう。
④お風呂場は施設によって湯船が設置されており、心臓などの病気がない方へ勧める事が出来ます。
10:30〜
朝の会
フロアでは職員が利用者様と一緒に朝の会を始め、歌を歌ったり、昼食に向けて口腔体操をします。
11:00〜
お風呂場の担当職員の昼休み
お風呂場を担当した職員が風呂場の片付け後に昼休みに入ります。
12:00〜
昼食
自分自身で食べれる方や少し手伝いが必要、全部手伝いが必要な方がいるので手伝いをさせて貰います。(食事介助とか食介って言ったりします)
食後は利用者様によって、食後の薬があり看護士が飲み忘れないように回ります。
12:20〜
ハミガキ(口腔ケア)・トイレ誘導・オムツ交換。
薬も終わり、15分ほど食休みを取ってもらい、ハミガキをするのですが、手伝いが必要な利用者もいます。
デイサービスは車椅子での利用者様もいるので手すりを掴んで貰い、職員が支えながらズボンを下ろし便座へ移す手助けをさせて貰います。
トイレで困難な方はオムツ交換になり、ベッドの上で交換します。
12:30〜
昼寝
1時間ほど昼寝をしたりして休みます。
13:00〜
フロア担当の職員の昼休み
13:00〜
リハビリ・レクリエーション
1人あたり、30分ていどのリハビリ補助に入り手伝わせて貰います。
終わった方はフロアで風船バレーなどのレクリエーションに参加を呼びかけます。
15:00〜
オヤツ
昼食と同じで手伝いが必要な方の手伝いをしたり、お茶汲み、食器の片付けをします。
オヤツが終わった方からトイレ誘導、オムツ交換をして、帰りの車へ誘導します。
16:00〜
送迎へ出発
迎えと同じく、時間指定の方がいることもあるので、確認して出発します。
16:30〜
掃除・ベッドシーツ交換・翌日のテーブル準備(利用者様により、利用する日が替わり好みの席があるため)
17:30〜
退勤
送迎の距離や道の混み具合にもよりますが、基本的に定時で帰れます。
デイサービスは時間に追われ、毎日のレクリエーションを考えたり大変な部分が多い職種ですけど、利用者様との交流で得られる経験も多く、やりがいも感じられる職種です。
私は送迎中、信号待ちで窓を開けられ通行人に大声で「助けて下さーい。この人が私を誘拐している」って叫んだりと色々と笑える体験がをさせて貰いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、私自身の体験も混ぜつつ投稿させて貰いますので、宜しくお願いします。